【映画】2019年上半期ベスト8をまとめてみました。

【映画】2019年上半期ベスト8をまとめてみました。

小道具をコラボさせたら、ただのゴミになった


管理人が選んだ2019年劇場公開映画、上半期ベスト8です。
ちなみに紹介する順番は、「上半期ベストかぁ、うーん」と考えてみて、思いついた順です。なお、本ブログですでに紹介した作品は、ざっと紹介する程度に留めますのでご容赦下さい。

それでは始めましょう。こちら!

『コンジアム』

一番最初に思い浮かんだのが本作。

韓国発の王道ホラー。予想を裏切り、期待を大きく上回る怖さ。都市伝説好きにはたまらない仕上がりとなっております。

これを待っていた!

『ヘレディタリー/継承』 NEW!

ブログでは紹介しませんでしたが、この作品もオススメです。
A24という最近話題の会社が手がけているホラーです。手の込んだ美術と、監督の作家性に定評があります。前半が不穏で恐ろしく、逆に後半はあんまり怖くないです。

単純な怖さや、ホラーの伝統といった意味では『コンジアム』に軍配が上がるかと思います。しかしながら、本作は、非常に細かな美術の作り込みや、感覚に訴えかけてくる気持ちの悪さといった、突出する独自性があります。観始めるとすぐに、「これは今までにないホラーなのでは?」と大いに期待することでしょう。

もし脚本にもその独自性が機能していれば言うことなしでした。

私がそう言うと「え、あれのどこが悪いの」と首を傾けるかもしれません。
これはあくまで私の考えなのですが、クライマックスで盛り上げようとして、それまで積み上げてきた恐怖の伏線が全て台無しになるホラーは少なくないのです。

『エスター』という作品では、クライマックスに銃撃戦を投入したせいで、エスターのミステリアスさが半減していますし、『ラ・ヨローナ』ではあまりにも頑張って盛り上げようとしたせいで会場でも笑いが起きていました。

私が『コンジアム』を強く推す理由は、クライマックスで恐怖が最高潮に達するからです。

とはいえ、クライマックスの件を差し引いても、本作は一見の価値があります。一番怖いのは、主役の少女ですね。子供なのか大人なのかよくわからないあの風貌は、エスターとは違う意味での恐怖を味わせてくれました。

……ありがとう!

『イップマン外伝 マスターZ』

3度目の正直です。
元気がない時、何かモヤモヤとする、そんな時にオススメです。ドニー・イェンのアクションに夢中になり、結局『イップマン』シリーズで特集を組むほどハマってしまいました。観ていると、ついつい体が動き出します。

拳法習いたくなった。

『主戦場』

多くの人に観てもらいたい作品NO.1です。
従軍慰安婦問題を左右両派の論客に尋ね、編集で並列させた、画期的なドキュメンタリー。
タイミング的にも、参院選前の、この時期にこそ観る作品でしょう。まあ、人それぞれですが。

『バスケットケース』

ホラーでこんなに笑ったことがあったでしょうか。
この作品については多くは語るまい。観ればその面白さが分かるでしょう。この作品を語る時、思い出し笑いを堪えずにはいられません。

あのストップモーションは衝撃でした。

『ドラゴンボール超 ブロリー』 NEW!

こんなに血湧き肉躍る作画アニメーションを観たのは、いつ以来だったでしょうか。
このあまりにも有名な作品を、言葉で紹介するのは無粋というものでしょう。とはいえ、無理難題に挑むというのも、たまには一興。お付き合い下されば幸いです。

『ドラゴンボール』の魅力を言葉で説明してみる

ドカン! ズカン! バキッ!

ブロリー「ぶるるるうううぁぁぁぁ!!!」
悟空「うおおおおおお!!!」
ベジータ「ぎゃあああああ!!!」

ドドドドドドドド!! 

拙者「ベ、ベジータぁぁぁぁ!!!」 

『ヘンリー』

このベスト8の中で、一番エゲツなく、心抉られる作品。
実在の殺人鬼を描いた映画が、なぜか今年はピックアップされがちでした。その中でも本作は群を抜いて”ヤバイ”映画です。
誰にでも薦められる作品ではありませんが、とにかく忘れられない映像体験ができると思います。視聴する機会が中々無いのが、残念です。

この作品を熱心に勧めてくる人は、間違いなく映画変態です。

『新聞記者』 NEW!

『ドラゴンボール』を除けば、現状2019年度の邦画NO.1と言えるでしょう。望月衣塑子のベストセラーを原案に、一人の女性新聞記者と、内閣情報局のエリート青年の葛藤を描いています。さすが、望月記者の原案だけあって、話が生々しく、リアルです。

真実の隠蔽が行われている現場には、吐き気と言いますか、寒気を覚えますし、その程度のことに総理大臣は登場すらしないのが、妙に真実味を帯びています。

また、映画としての作り込みも素晴らしく、こんな骨太なドラマが邦画から現れるとは思っていませんでした。韓国映画だと度々見かけるのですが。

内閣情報局の職場が、ずっしりと心にのしかかるような青い照明でした。こんな所には絶っ対に勤めたくない!

おわりに

はい、ということで、2019年上半期ベスト8でした。

いかがだったでしょうか。ホラー作品が多く感じるのは、気のせいです。
上半期ベストということで、どういう絵を描こうか迷った挙句、映画に登場する小道具をコラボさせては?! と思いついたのですが、『へレディタリー』と『ドラゴンボール』の小道具をコラボさせたら、ただのゴミになりました。

ちなみに
2019年上半期、私の書いた記事ベストは
『ドラゴンボール超 ブロリー』!!!


著者
杉本直樹

杉本直樹

個人でアニメーションを制作する傍ら、ご機嫌な映画紹介ブログの管理人をしている。映像作家であり、映画ソムリエ。

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