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🇺🇸をイメージしたのにGoogleみたいになった

アメリカの敏腕ジャーナリスト

「すべての政府は嘘をつく」という信念を持ち、数多の政権の嘘を暴いた米国人ジャーナリスト、I.F.ストーン(1907-1989)。大手メディアが権力の犬と成り下がる中、ストーンの意思を継いだフリージャーナリスト達や、独立系メディアが真実を追求し、アメリカを変えるべく奔走する。バンクーバーを拠点にするジャーナリスト、フレッド・ピーボディが監督を務めた本作は、アメリカのメディア事情を俯瞰し、権力の嘘を暴くドキュメンタリーである!

……日本も変えてくれ。

毎日の政権批判が大事

「お上には逆らうな」「長い物には巻かれろ」そんなようなことを、みなさんも言われたことがあるかもしれません。これが一般企業の話でしたら、会社を辞めればいいですし、最悪それで会社が倒れたとしても、社会には大きな影響はありません。ところが、これが国という単位ではそうもいきません。もし経済が破綻してしまったら、地獄絵図です。

隣の韓国では、COVID-19収束の目処がたち、政府の対応が素晴らしいと世界で評価されています。なぜこんなにも差ができてしまったのか。調べたところによれば、韓国は「国民が怖い」のだそうです。政治家がちゃんと仕事しないと逮捕されるとか。

つまりは「国民が常に目を光らせておく」これが重要なのですね。まあ、民主主義って本来そういうものでしょう。しかし、その当たり前が中々できないのです。

宗主国アメリカはそんなことないだろうな、と勝手に想像していたのですが……。ここでタイトルを回収しましょう。

「すべての政府は嘘をつく」

I.F.ストーンの手法

というわけで、大切なことは毎日の歯磨きと政権批判です。気軽にちょこちょこ、そしてガツンとツッコミを入れて生きましょう。そのためには、正しく情報を仕入れることが大切です。一番気をつけて見なくてはならない情報源は、テレビでしょうね。

大手メディアは多くの場合、権力側に配慮して、真実を追求しようとしません。そこでストーンが取った手法は、歴史家が用いるそれでした。以下、引用します。

「私の記事の裏づけは、ほかならぬ本人の言葉です。政府の文書、報告書、会話記録、記者会見や演説などを歴史家の手法で分析しました」

ストーンは徹底的に政府の記録を掘り起こし、欺瞞を暴きました。彼の名を有名にしたのが「I.F. Stone’s Weekly」(「週間I.F.ストーン」)。大手メディアに属さない、真実を伝える独立型の代替メディアとして一例に挙げられます。本作では、当時の政府関係者はみんな読んでいた、と説明されています。

日本でも、選挙期間中は原発反対とか言ってたのに、政権取ったら180°方針転換する人、いますよね。

テレビを見る時など、政府やお抱えの専門家が何か発言したら、過去の記録などを調べて、矛盾がないか調べてみるといいかもしれません。いま矛盾だらけですけどね。そうなると、そもそもテレビ(大手メディア)は信用できるのか、という話になってきます。そうしてテレビ離れが進行し、放送局は慌てるわけです。

ところが、必ずしも代替メディアが信用できるとも限りません。

そこで重要になってくるのは、ストーンがやっている通り、大元のソースを探ることでしょう。一部分だけ切り抜かれると、印象が正反対になったりしますから、記録を遡るのです。その意味では「国会中継を見る」というのは、わかりやすいかもしれません。

ストーンの意思を継ぐ者たち

DEMOCRACY NOW!

以下引用
「デモクラシー・ナウ! はニューヨークから毎日放送している非営利の独立報道番組です。1996年のスタート以来ずっと司会を務めているエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)は、ともに数々の受賞歴に輝く優秀なジャーナリストです。

〈中略〉

民主主義が本当に機能するためには、様々な独立ソースが提供するニュースや情報に人々が簡単にアクセスすることのできる環境が不可欠です。米国では過去20年間に企業メディアの統合が前例のない規模で進展し、1980年代には50余りの企業がテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、出版、映画など全てのマスメディアを所有していましたが、2000年にはたったの6社になってしまいました。同一資本による均質な報道がますますひどくなっています。加えて、米国のメディア企業には株主のために利益を最大化するという法的な義務が課せられています。

こうした状況の中で、デモクラシー・ナウ!は企業広告や政府の助成金はいっさい受けず、視聴者からの寄付と民間財団からの支援、番組販売ですべてをまかなっています。これにより、報道の独立性を確保しています」

引用元 http://democracynow.jp/about/democracynow

The Intercept_

アメリカのニュースサイトで、オバマ政権時に、ドイツ等がアメリカのドローン暗殺計画に手を貸していたことを暴露。サイトを共同創刊したグレン・グリーンウォルドは『ガーディアン』在籍時に、エドワード・スノーデンのNSA内部告発を記事にしている。その時の様子は、映画「シチズン・フォー」に詳しい。

マイケル・ムーア

アメリカのドキュメンタリー映画監督。「ボウリング・フォー・コロンバイン」(2002)では、コロンバイン高校で起きた銃乱射事件を題材に取り上げ、銃社会アメリカについて考察している。また、ブッシュ大統領の再選を食い止めるべく「華氏911」(2004)を公開するなど、ドキュメンタリーという手法で、アメリカの真実を暴くという点で思想が一貫している。

おわりに

前回はシーモアさんで癒しだったのに、今回は内容がハードです。ブログの記事を書くのも大変でした。どうしても日本の状況と比較しながら観てしまい、なかなか映画に集中できなかった。その結果、何度も本編を見返すハメに……。

・政府を批判するためには、徹底的に距離を置く必要がある。

・すべての政府は嘘をつく。

これだけでも覚えておきましょう。ではまたね。人生賛歌!