アルハラ上司がパワハラされてた

どうもこんばんは。

今回は『DAU.ナターシャ』を紹介していきたいと思います。この作品、とにかく撮影がぶっ飛んでて、すごく楽しみにしてたんですよ。以下公式から引用するので読んでみて下さい。

撮影は徹底的にこだわって行われ、キャストたちは当時のように再建された研究所で約2年間にわたり実際に生活し、カメラは至るところで彼らを撮影した。本作には本物のノーベル賞受賞者、元ネオナチリーダーや元KGB職員なども参加。町の中ではソ連時代のルーブルが通貨として使用され、出演者もスタッフも服装も当時のものを再現した衣装で生活。毎日当時の日付の新聞が届けられるという徹底ぶりで、出演者たちは演じる役柄になりきってしまい、実際に愛し合い、憎しみ合ったという。

(引用ここまで)

どうですか。私はこれ読んだ時に、行かなきゃと思いましたね。また役者の選定がえげつなくて、役者の経歴と演じる役柄が絶妙にリンクしていて、フィクションなのかノンフィクションなのか混乱します。

今回はイメージフォーラムで鑑賞したのですが、かの劇場が本作をチョイスしたワケが分かりました。あそこはこういうの好きなんですよ。フィクションだけどノンフィクションみたいなやつ。

腑に落ちました。

ビールはウォッカで流し込め

あらすじ

1952年。とあるソ連の科学研究所で、ナターシャはウェイトレスとして働いていた。研究所では軍人を強化するべく、三角錐のサウナのような装置を研究しており、フランス人科学者のリュックが関わっている。同僚のウェイトレス、オーリャに招かれた飲み会で、ナターシャはリュックと関係を持つが、そのことは当局の耳に入っていた。

感想

記事の冒頭であれだけハードル上げといて、こんなこと言うのもアレなんですけど、めっちゃ酒飲んで喚き散らしてた印象がとにかく強い。二時間以上観て、一番印象に残ったのそこなんですよ。

「あなたがウォッカを飲むでしょ? みんなでわいわい騒ぐ、そんな時にはハラショー!って言うのよ」

私「なるほど!」

ほんとに酒飲んで騒いで、同僚と喧嘩して、酒飲んで暴れて……みたいな笑。まあ、そういう空気感が伝わってくるのは、撮影が徹底しているからだと思うけれども。

あの監督はなんでこの作品を、こんなに大変な思いして撮ったんだろう。

カメラとか、並々ならぬこだわりを感じたのだが。

まだ呑み足りないのか

実はすでに続編があるそうでベルリン映画祭では、劇場第二弾の『DAU. Degeneration(原題)』が話題になっているとか。

うーん、正直もういいかな笑。

手持ちカメラのショットも多いから、結構疲れるんですよ。それに、どうせまた酒飲んで暴れる場面を延々と見させられるんでしょう?

半年くらい休んだら、また観る気になるかもしれません。

次回はもう少し、ソ連の独裁っぷりが描かれるのでしょうか。続報に期待(メイキング動画とか出たら熱いんだけどなー)。

おわりに

ということで今回はこんな感じです。

新型コロナが猛威を振るうご時世なので、紹介するの躊躇われるのですが、実はもうイメージフォーラムでは上映終了しているので観ることができません。興味がおありの方は他の劇場でやってないか探してみて下さい。

それにしても、本当にこの映画、お酒飲む量ハンパない(何度もすみません)。酒類の提供禁止なんて要請、ロシアでやったらあっという間に政権倒れるでしょうね。

日本でいうところの、ティッシュやトイレットペーパー、米禁止みたいな感覚なのかもしれません。

蛇足が過ぎました。ではまた。

投稿者
こねこ座

こねこ座

映像作家。個人でアニメーションを制作する傍ら、ご機嫌な映画紹介ブログの管理人をしている。

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