【映画】『呪怨』シリーズの清水崇監督が、最凶の心霊スポット旧犬鳴きトンネルに挑む!

政府「不要不急の外出は控え……」
俺たち「心霊スポット行こうぜ!」

有名な都市伝説がモチーフ

はい、みなさんこんばんは。

それでは今宵も映画の紹介をしていきたいと思います。今回ご紹介致しますのは『犬鳴村』。九州に伝わる、ダムの底に沈んだ村が舞台となっております。

この村に続くトンネル、実際にあるらしいのですが、地元ヤンキーの溜り場になっているとのことで、絶対に行かないでください。

いやこれね、心霊スポット行く時に一番怖いのこれなんですよ!幽霊や霊障よりも、地元のヤンキーだったり裏社会勢力が怖い。

『犬鳴村』は今ブームで、去年に『犬鳴トンネル』というゲームも出ているので、バーチャルの世界で楽しみましょう!

同じ題材のホラー、知ってる!

本当は、映画を他作品と比べて論ずるなんてナンセンス!……なのですが、あきらかに同じ都市伝説を扱ったホラー作品をたまたま直前に観てしまっていたので、比較不可避でした。

その作品とは『ノロイ』です。

さて、『ノロイ』との比較考察を始める前に、みなさんの霊感チェックをしたいと思います。以下の問いに答えてください。

まず「比較不可避」と声に出して十回唱えて下さい、素早く!

【問い】サメの卵は?

【答え】フカヒレと答えたあなた、もしや霊能者では? そしてキャビアと答えたあなたは、物事を論理的に捉える力があります。

さて、余興はこのくらいにしましょうか。それでは『犬鳴村』の紹介を始めていきたいと思います!

……あなたの心臓はこの恐怖に耐えられるか。

ドラマvsドキュメンタリー

『犬鳴村』が古典的なドラマツルギーで描かれているのに対し、『ノロイ』は架空のドキュメンタリー(通称モキュメンタリー)を観ているような構成となっております。

どちらもダムの底に沈んだ村の都市伝説を扱っており、呪術の鍵となる犬が登場する所まで同じです。

一番解釈が違うのは、『犬鳴村』は村の子孫に異変が現れる"血"の物語であるのに対し、『ノロイ』では少しでも関わった人間は"無差別"に呪われてしまいます。

個人的には無差別型の方が好みですね。

確かにホラーも虚構なので、怪現象には何らかの理由づけが必要だと思います。ただ、その理由が"血縁"だったり"精神病"とかだと「またかーい!」ってなります。

まあ『犬鳴村』は、精神病説を否定しているんですけど。

ホラー映画はクライマックスが難しい

以前『ラ・ヨローナ』でも取り上げたことがあるのですが、ホラー映画でクライマックスを盛り上げようとするあまり、一周回って逆に面白くなる問題があります。

『犬鳴村』は『ラ・ヨローナ』よりも上手く処理していましたが、それでもやはり、ここ一番のクライマックスが最も怖くないシーンになっていました(個人的な見解)。

一人、また一人と同行者がやられていって、最後は主人公だけになり、辺りが静寂で包まれる中、怪異と一騎討ちになる。

ここで怪異をアップで映して欲しくなかった……!

それだと画面が寂しくなるじゃないか!と言われそうですけれども。ホラー映画の場合はむしろ、クライマックスが一番低予算くらいの方がリアルで怖いんじゃないでしょうか。アクション映画やSF映画のように、足し算でこれでもかと見せていくより、だんだん視界が狭くなっていく方がホラーは怖いですし。

映画館で僕の左隣に座っていたカップルが、ボソっと「これがオチ?」って呟いてて、つい笑ってしまいました。

そして甘口コメント

ここまで割と辛口コメントだったかもしれませんが、映画としてのクオリティは結構高かったです。

『ブレアウィッチ・プロジェクト』のような手持ちカメラの主観ショットから始まり、CGも実写との境目がわからないよう処理されていました。

電話ボックスのシーンが、個人的にはツボでしたね。やっぱりホラーには電話ボックスが欠かせません!

あとはバールのような物があれば……。

おわりに

というわけで『犬鳴村』の紹介でした。

……お分かりいただけただろうか。

ホラー映画はそんなに数が多くないので、ホラーというだけで、劇場に足を運んでしまいますよね!これも霊障?次は『ミッドサマー』あたり楽しみですね。

ではまた!