【映画】角田光代の小説を今泉力哉が映画化。5人の男女の恋物語。

その鍋いらないなら譲ってくれないか

久々の今泉監督作品を鑑賞

本作『愛がなんだ』は、私にとって久しぶりの今泉監督作品です。過去の作品ですと、『サッドティー』、『退屈な日々にさようならを』の両作は観ていたのですが、それ以来です。

過去の作品はちょっと不思議な感じと言いますか、「一体何を観てるんだっけ」という気持ちになることが多かったです。その点、本作は原作があるせいか、観やすかった気がします。

ちょっと偉そうな言い方になってしまいましたね。

土鍋が可哀想

本作の主人公テルコはマモルのことを好きになってから、マモルのことしか考えられなくなります。仕事も放ったらかし、自分のことも二の次でマモルに尽くしますが、マモルにとってはただの都合のいい女でしかありません。

友人の葉子に「そんな男やめときなさい」と言われるシーンでは、私も「そうだね」と思いました。まあ、葉子も都合のいい男を抱えていますが。それでもテルコはマモルのことをあきらめきれません。そして土鍋を買って……。

個人的には恋愛映画は苦手です。ただ、『サッドティー』は心に残っているので、今泉監督の作品はできれば観に行きたいですね。

『サッドティー』を観たとき、良い意味でちょっとよく分からない場面などが、面白かった記憶があります。

本作でも、やっぱり良い意味で感情移入はできませんでした。ただ、後半に登場するスミレは、はっきり物を言うサバサバした性格で、安心して観ることができました。

あと、知り合いに似てましたね。

著者
こねこ座

こねこ座

映像作家。個人でアニメーションを制作する傍ら、ご機嫌な映画紹介ブログの管理人をしている。

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