【映画】『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』公開記念特集。

そなたはどっち派でござるか?

河森正治総監督の新作が公開

『超時空要塞マクロスF』の監督として有名な河森正治が、スマートフォンアプリゲーム『誰ガ為のアルケミスト』を原作に、劇場公開アニメを制作。『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』は、6月14日から全国で順次公開されます。といっても、上映館はあまり多くはないのですが。

以前、『誰ガ為のアルケミスト』(以下タガタメ)において、劇場公開記念ということで『超時空要塞マクロスF』(以下マクロスF)と、コラボ企画をしておりました。その際に「マクロスFの監督がやるのか」と知った次第です。

劇場版制作について、ユーザーの間では意見が分かれているらしく、「ただの運営の趣味だろ」などと書かれている一方で、試写会に行って来た方が「結構良かった」と言っているのも聞きました。

運営の思い出作り感もなくはないですが、そこは気にしない方が映画を楽しめるかなと思います。まして、総監督はあの河森正治です。変な先入観があると、せっかくの作品が台無しになってしまいます。

これを機にマクロスFを観る!

お恥ずかしながら、最近になるまで一度も『マクロスF』を観たことがありませんでした。有名な『ライオン』や『星間飛行』といった曲だけは聞いたことがあるレベルです。テレビアニメを全て見返すのが大変だったので、劇場版からいきなり観ることにしました。


前編『劇場版 マクロスF  虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』

前編では主要な登場人物が現れ、昆虫型宇宙生物バジュラとの戦いが本格化。
この頃は、パイロットを目指す青年、早乙女アルトもまだ新人。歌手志望のランカ・リーは、中華料理屋でアルバイトをしながら学校に通っていた。そんな2人が、銀河の妖精と謳われる宇宙随一の歌姫、シェリル・ノームと出会う。シェリルの登場によって、3人を取り囲む運命は大きく動き出す。

シェリルか、ランカか……

ランカは最初から歌手だったわけではありません。
それが少し意外でした。路上ライブ→商品のPR→シェリルとデュエット……と、徐々にキャリアを積み上げていくのがリアルです。
シェリルがすでにスーパースターであるのに対しての比較が効いていると思います。

タガタメのマクロスFコラボだと、アルトはすごい口が悪いのかなという印象だったのですが、本編を観ると、そんなことありませんでした。「お前」とかは言うけれど。

早く後編が見たくて仕方がなくなります。


後編『劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラのツバサ~』

ランカの歌声にバジュラと交信する力があることが発覚し、事態は急展開。
ランカを求めての争奪戦が始まる。一方、シェリルは声帯の感染症から、死の病に蝕まれてゆく。様々な思惑が錯綜し、バジュラの母星に突入する。
アルト、ランカ、シェリルの3人はどうなってしまうのか。

シェリルの子供時代が可愛い

最初見始めた時は、どうしてもランカに感情移入してしまったのですが、最後はシェリルに全部持っていかれました。
拙者、シェリル派です。

それにしてもアルト……最後にあんなこと言うなんて、ちょっとあんた、どうなのよ!と一瞬思いましたが、ケジメをちゃんとつけた方が、お互いのためにもいいのでしょうね。
三角関係だったり、ハーレム物の男性主人公は、1人の女性に決断する男か、選べない男かに分かれるのでしょうが、アルトは決断する男です。

『エウレカセブン』を観たときにも思ったのですが、果たしてロボット兵器のくだりは絶対必要なのでしょうか。私個人としては、SFとして、もう少し違うやり方があるのでは……と邪推してしまいます。
そんなこと言ったらロボット好きな人達から怒られそうですけれども。


まとめ

というわけで、『劇場版マクロスF』を観ていきました。11年前の映画とは思えない、古さを感じさせない作品でした。これは……
『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』、期待大かも?

著者
こねこ座

こねこ座

映像作家。個人でアニメーションを制作する傍ら、ご機嫌な映画紹介ブログの管理人をしている。

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