【映画】ロシア版『ガールズアンドパンツァー』

パンツァー・フォー!!!(戦車前進)

重低音が心地いいぜぇ!

COVID-19問題が落ち着くまでは家から出るまい。そう心に誓ってから幾月……。

気がつくと開館初日の立川シネマシティで、極爆上映を堪能していました。映画館の至るところにアルコールが設置されており、座席数も半分に縮小されるなど、コロナ対策への気配りが目に止まりました。

そして上映終了後。
久しぶりの映画に興奮したのか、客席から拍手が起こっていました。

ここ数ヶ月は家でアップリンククラウドを消化する日々でしたが、やはり、映画館で観る映画は格別ですね。最高の音響機材に、大きなスクリーン。ふかふかの椅子に腰を下ろして携帯の充電を切る。そして、誰にも邪魔されない145分間の始まりです。

そう、この映画145分もあるんですよ。T-34-76対Ⅲ号戦車と、T-34-85対パンターの戦いが繰り広げられる訳ですが、観客席では自身の膀胱と戦うことになります。

いやー、なかなかの緊張感ですよ!

血湧き肉躍る戦車アクション

あらすじ

第二次大戦下のソ連。ナチスドイツに防衛線を突破され、急遽前線に投入された新人士官ニコライ・イヴシュキン。最初こそ「この新米が!」と舐められるも、機転の早さと統率力で、仲間たちから信用されてゆく。敵は中隊規模のⅢ号戦車軍。対してニコライ側にはT-34-76が1両。たった1両の戦車で中隊をどう制するのか。まさに手に汗握る展開です。

それからまあ、色々あってナチス軍の捕虜になるニコライ。戦車の指揮官であることがバレて、ナチス軍の演習相手にさせられてしまいます。ソ連から奪った最新型のT-34に捕虜3人と乗り込み、ひたすら逃げるだけの役。もちろん実弾は与えられません。

断れば死、引き受けても死が待っている死亡確定デスゲーム。そんな中、ニコライは新たな仲間とともに無謀な脱出計画を決行します。

捕虜4人対ナチスの軍勢。T-34-85対パンターの攻防が、いま始まる!

戦闘シーンを実況してみた

ドーン!ガガガガガガ!(あぁ、そんな)

ズドーン!(ひぃ!)

「右に急旋回!榴弾を込めろ!」(は、早くぅ)

バババーン!(うおらああああああ!)

ガルパンが観たくなってきた

立川シネマシティといえば、よく極音上映でガルパンを特集していますが、戦車へのこだわりや戦略性、戦闘シーンの見せ方に似通ったものを感じます。

アレクセイ・シドロフ監督は、日本を訪れるとよくガルパンを勧められるそうですね。『T-34』は第二次大戦下のソ連対ナチスドイツと、歴史的背景に忠実ですが、ガルパンは戦車道がある世界線の日本なので、世界観はだいぶ違うはずです。にも関わらず、根底に通ずるものを感じ取ることができる。

映画って奥が深いですね。

ガルパンと比べると、『T-34』は、いい意味でシリアスです。戦闘で味方も死にますし、戦車に余計な物を持ち込みません笑。戦車にアコーディオンを持ち込んだ仲間が、容赦なく殺されたりするなど、戦争の無慈悲な一面を表現しています。

『ガルパン』では、セントグロリアーナ戦で戦闘中に紅茶飲む描写など、車中の生活感を描写しています。ちなみにこれは、決して事実無根ではなく、実際にイギリス軍の兵士が水筒に紅茶を入れて飲んでいる映像が残っています(『彼らは生きていた』第一次大戦中のイギリス軍の記録映像に詳しい)。

どちらが優れているか、ではなく、作品の方向性の違いなのでしょう。しかし戦闘シーンの迫力は共通です。

おわりに

今回は数ヶ月ぶりに映画館で映画を観たので、そのままの勢いで記事にしました。最高の映画体験です。これで千円なら安い。

最近はアップリンククラウドで、家から一歩も出ずに映画を視聴し、記事にしてきたわけなんですが、やっぱり映画は、映画館で観た方がテンション上がりますねえ!!!!!!

アップリンクについて

今回はアップリンククラウドにはない映画を紹介しました。

少しでもミニシアターの力になれればと思い、今まで書いてきました。しかし、映画配給会社UPLINKが、元従業員5人から損害賠償を求める訴訟を起されました。社長の浅井隆はパワーハラスメントを認め、謝罪をしています。

業界の中では有名で「え、まさか!」とはなりませんでした。「やはりそうか……」の方が素直な感想です。私は所詮部外者ですので、社長には裁判所に出廷してもらって、法に則った裁きを受けてもらいたいものです。

しかしながら、いち映画ファンとしては、これからもアップリンククラウドの映画を紹介してゆくことに迷いが生じました。今後はアップリンククラウドとは関係なく、これまで通りマイペースに良い映画を紹介していきたいと思います!

決して、60本紹介するのが面倒だからではありません。ではまた!

著者
こねこ座

こねこ座

個人でアニメーションを制作する傍ら、ご機嫌な映画紹介ブログの管理人をしている。映像作家。

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