【映画】日系アメリカ人youtuberミキ・デザキが、慰安婦問題について切り込んだ。左右両派にインタビューし、この問題を多角的に浮かび上がらせる。

イメージフォーラムに急げ!

5月1日にイメージフォーラムに伺った時は、ゴールデンウィークで、しかも映画の日ということもあって、すぐにチケットが完売してしまいました。
それから三週間ほど経ったので、今回は席にも余裕がありました。上映回数もまだ多いので、いま時期が予定を合わせやすいかもしれません。

左右両派が胸の内を語る

本作では「え、この人が」というような人物が登場し、それぞれの立場から慰安婦問題について言及します。櫻井よしこ、ケント・ギルバート、杉田水脈……のみにとどまらず、歴史学者の吉見義明や、政治学者の中野晃一にも取材。さらには、元日本軍兵士や元慰安婦だった女性の娘も登場します。

監督のミキ・デザキはフロリダ州生まれの日系アメリカ人二世らしく、2007年から山梨と沖縄で5年ほど英語指導助手をしていたそうです。そのときYouTubeに「日本では人種差別はありますか?」という映像を公開したところ、「反日だ!」などというコメントが寄せられた。それが監督がこの問題に興味を持ったきっかけのようです。
私なら怖くて逃げ出すでしょうけど。

3月くらいに予告を観たときは、「え? イメージフォーラムが右に傾いた?!」と思ったのですが、本編を最後まで観ると、その考えが間違いだったことがわかりました。

9年前の2010年。
イメージフォーラムが『ザ・コーヴ』を上映した時に、過激派団体に抗議されていた時のことを思い出して、懐かしくなりました。

著者
こねこ座

こねこ座

個人でアニメーションを制作する傍ら、ご機嫌な映画紹介ブログの管理人をしている。映像作家。

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